IDEOSでiphoneのSIMを使ってみました

■まずはIDEOSのファームアップデート
どうも現在のファームだと使えないキャリアがありそうなので、評判の良いイタリー版のファームにアップデートしてみました。
これ以上いろいろインストールしたらきっと再インストールが面倒になってやらなくなるので(^^;
なお、ファームウェアを再インストールするとIDEOSの中のデータは消えるので、事前にバックアップなどをしておく必要があります。


仙石浩明の日記:Huawei IDEOS U8150 の各国キャリア向けファームウェアの比較を参考にしたのですが、非常に簡単にできました。
PCで華為(Huaway)のグローバルサイトからダウンロードしたファイルをmicroSDに書きこんで、そのSDをIDEOSにいれて、終話ボタンとボリュームUPボタンを押しながら電源ONという、書かれていたそのままを実行しただけです。
ファームインストール中の画面はこんな感じです。

2分くらいすると、無事に起動。
これまでインストールしたアプリは当然ながら消えているので再インストールして完了。

今後も、SDカードにファームが入っているので、起動しなくなった場合は、SDカードからファームをインストールする同じ手順を実行すれば、とりあえず端末が使えるようになります。


iphoneのSIMをIDEOSに
iphoneからSIMカードを抜き、IDEOSに入れるだけです。
IDEOSでのソフトバンクAPNの設定については、Yuki::Nishijima::Blog Android Dev Phone 1 でMMSを使えるようにするまでの道のりを参考にしました。
SIMカードさして、APN設定した状態の画面です。ちゃんとキャリアにSoftBankが表示されています。

試しに電話をかけてみると、当たり前ですが普通に通話できました。
試しにSpeedTestしてみたらこんな結果に。

EMOBILE回線だと1M〜2Mbpsでてるので、それよりは遅いですが、モバイルで使えないレベルでもないです。iphoneだといつも200kbpsいくかどうかなんですが…
試したところが神戸の山の中の家なので、市街地にでるとどうなるかわかりませんが…
■逆にEMOBILEのSIMをiphone
当然ならがSIMロックされてるので使えませんでした。

■所感
Android端末は一般的にユーザの自由度が高いですが、ユーザが自由に選べるファームというのはさすがに国内メーカーのAndroid端末では提供されないでしょうね。
AndroidDIY(Do It Yourself)精神はエンジニアにとって非常に心地良いものがありますが、IDEOSはその特徴を存分に教授できる端末と思います。