iphone5発売に触発されて...

iphone5の発売に触発されて、スマホへの物欲の目がニョキニョキでてきました。
しかし、softbankauの料金プランを見ていると、なかなか踏ん切りが突かないところです。(カカクコム:iPhone 5 徹底解剖 料金比較
iphone5でしか表示されない「パチンコガンダム駅」にもまだ用事がないので、しばらく様子見です。

余談ですが、SIMフリーiphone5って10万円以上するんですねぇ。。。↓
AKIBA PC Hotline

スマホの使い方

最近はスマホ自体を3G/4Gに接続する方法の他に、所謂テザリング機能を持つ「WiFiルータ」の2通りがありますね。
私もしばらく愛用のiphone3GS(古!)をPocketWifiでテザリングして使っていました。このおかげで毎月のパケ代は「パケットし放題forスマートフォン(CP)」の\980で済んでいたのですが、先日、PocketWifiがしばらく利用できない日が続いたので、その際はiphoneの「3G」データ通信をONにしていました。
その際、3Gデータ通信している方が、バッテリーが早く減っていることに気が付きました。

Wifiと3G通信のどちらがバッテリー持ちが良いのか

無線の知識のある方には自明ですが、結論を言うと、Wifiの方が良いです。
Wifiは2.4GHzの電波を利用します。(物理層IEEE802.11a/b/n)
日本の場合、無線LANを利用する機器は「2.4GHz帯小電力データ通信システム」に分類される免許不要の無線局で、その出力は10mW以下に制限されます。
(電波法第38条の2第1項第1号)
たまにブログ等で、「2.4GHz帯電波の出力は10mW/MHz」の記述を見かけますが、これは完全な誤りです。
また、2.5mW/MHz以下との解釈もありますが、これは米国(FCCが規制)のお話で、日本では10mW以下なので注意が必要です。
2.4GHz帯の最大許容電力は米国(FCC 15.247)では1000mW、欧州(ETS 300-328)では100mWですが、日本では10mWです。
FCC=Federal Communications Commissionの略で、FCCは米国の連邦政府期間です。ちなみに輸出する際にFCCとともによく耳にするUL=Underwriters Laboratories Inc.で、こちらは非営利の試験期間です。)
これに対し、携帯電話の出力は800MHz帯、1.5GHz帯で0.8W=800mW以下(参考:電波環境協議会)です。最大電力を供給し、同じ時間通信する、という条件であればWifiの方がアンテナに供給される電力はWifiの方が1/80です。実際にはデータを送受信するためのアンプやICなどでも電力を消費しますし、3Gや4Gの場合は基地局との電波状態で出力を調整しますので、あくまでアンテナに供給される最大電力に着目した目安ですが。